2009年3月3日火曜日

ハッピーフライト ビジネスクラス・エディション



「スウィングガールズ」「ウォーターボーイズ」など、私の大好きな青春ムービーを世に送り出した、矢口史靖の最新作!
これは見ずにはおれません。

さてさて、物語は主人公の一人、綾瀬はるかが初めて国際線に出るところから始まります。

そこには社内でも有名なチーフCA、鬼教官がお待ちでした。

一方、この日がパイロットの最終考査くさい田辺誠一。

「仏の○○」がついてくれるはずが、風邪でダウン。

代役は威圧感満載の鬼教官!

「CA」と「パイロット」(あとは整備とコントロールセンター、受付)、それぞれの持ち場で物語りは進んでいきます。

それにしても展開がうまいなー。

と思ったのは、冒頭から中盤までが「なにげなーく」進んでいること!

なんとなく見ていてもしっかりと物語に入っていけるこのソフトさ。

これは毎回本当にすごいですね、この監督。

さらにそこから一気にテンションが高くなるのではなく、すこしずつ警告音がなるかのように、各持ち場で火種がくすぶりはじめます。
(オセロで白優勢だったのが、ぽちぽちと黒に変わり始めた感じ)

そこで一気に盤面が黒優勢に変化します!

あわやどうなるか?飛行機の運命は!

これだけでも十分だと思ったのに、各持ち場でさらに一つずつ不協和音が鳴り響きます。

「うえー、これ以上悪くなると思ってなかった!」

というような追い詰められる感。

引き込まれるような展開がアップテンポで続きます!

ところが、ある持ち場で事件が解決したことをきっかけに、すべての持ち場が好転しはじめるのです!

黒優勢の盤面がたった一手で白に塗り替えられたかのような。

まさに「マジック!」というような、あまりにもお約束で裏切らない展開。

しかし興ざめするようなことはありません!

このテンポ感にやられてしまいましたねー。

この監督、またそれぞれの持ち場のハッピーエンドを「きちんと描かない」のがいいんですよね。

「あ、多分このあとこうなるんじゃ…」とみんなが楽しめるような各持ち場の小さな展開。

とってもGOODな作品でした!

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