2009年1月1日木曜日
ハンコック エクステンデッド・コレクターズ・エディション 【Amazon.co.jp 限定リバーシブル・ジャケット仕様】 [DVD]
アメコミ風映画、以上終わり。
ではない 映画です。
後半になってがらりと状況が変わるのですが、そのときのアメリカと世界状況、いまのそれを年代とあわせて見つめ直すといろいろ見えてくるものがあります。
アメコミヒーローは正義のヒーローではなく”アメリカの正義”を象徴するものですが、そこをどう見るか です。主人公の帽子にはキャプテン・アメリカと同じ鷲のマークが描かれています。これをたまたまと見逃すのではなく、メッセージがあるものとして想像を働かせると見えてくるものが変わってきます。
ブッシュ政権下、テロ攻撃を受け、報復攻撃をしたアメリカの正義はどこなのか。”黒人”のヒーローの居場所はどこか。
上映当時は、まだオバマが大統領になるかどうか 誰もが半信半疑でした。
そういう時代の映画です。
また、『ダークナイト』が大ヒットの上、絶賛され、自己資本で映画を撮れるのが、マーヴルとピクサーだけになってしまった疲弊したハリウッド資本が、アメコミ風な映画を撮った というのも興味深い点です。
このあとアメリカはサプライムローンで大打撃を受けるので、その時代に作られた商品がどういうものだったのか と10年後くらいに見直すと、また面白いでしょう。
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